【重要】必ずお読みください
アプライアンス製品に関して、v 03.14-02 でソフトウェアアップデート機能におけるアップロードファイルサイズの上限を変更しています。本バージョンをアップデートする前に、v 03.14-02 を経由してアップデートいただくようにお願いします。
アプライアンス製品に関して、v 03.19-00 よりパッケージ名称を変更しています。本バージョンをアップデートする前に、v 03.18-00 以降のバージョンを経由してアップデートいただくようにお願いします。
Google Chrome 80 以降を利用している場合、System Answer G3 へのブラウザによる HTTPS 接続が正常に動作しないことがあります。正しく動作しない場合は Google Chrome を最新バージョンにアップデートして接続ください。最新バージョンへアップデートしても改善されない場合は Google Chrome 以外のブラウザを利用するか HTTP 接続でお試しください。HTTP 接続は製品や環境によって対応しないことがあります。
【バージョン】
v 03.19-00
【リリース日】
2020 / 08 / 27
【新機能】
- APRESIA Systems 社製イーサネットスイッチ「Apresia」のバーストレコーダーと連携した場合、トラフィック分析情報を表示できる機能を追加しました。
- Docker API 経由でデータを取得する Docker 監視を追加しました。
- Zabbix Agent から Zabbix get でデータを取得する Zabbix 監視を追加しました。
- SNMP ノードの監視項目を手動検索および登録できる機能を追加しました。
- アラートの表示 / 非表示機能を追加しました。
非表示になったアラートは発生回数のカウントアップがおこなわれますが、メールなどのアラート通知はおこなわれません。 - データベース上に監視項目が存在しない、グラフ描画に適していないといった理由で残っている RRD ファイルの一覧表示、削除がおこなえる機能を追加しました。
- ブックマークグループに紐づけたグラフを利用して 1 つのカスタムグラフを作成、表示できる機能を追加しました。
- ブックマークグループに紐づけるグラフを一覧から登録できる機能を追加しました。
- 以下の環境設定を新しく追加しました。
http.table.keep.filter / http.table.keep.page / http.table.keep.sort / http.view.ta / monitor.brta.save_records / monitor.expire.tmpgraph / rrdtool.graph.flush / sanode.item.ifalias_ignore / sanode.item.ifname_ignore - 監視対象が故障などの理由により交換となった場合、統合元ノード(故障ノード)を統合先ノードへ統合する機能を追加しました。統合後インターフェースの追加やディスク追加など構成変更がおこなわれても統合元ノードに対して追従登録はおこなわれなくなります。統合先ノードのみ構成変更時の追従登録がおこなわれます。
また、統合元ノードはノードおよび紐づくグラフの状態が無効となり、各状態を有効にすると過去グラフを参照することができます。 - 登録済み監視ノードの詳細設定情報を CSV ファイルでエクスポートして、加工した情報で上書きできる機能を追加しました。
- 予め用意した CSV ファイルで複数の SNMP 認証を登録できる機能を追加しました。
- 予め用意した CSV ファイルで複数のシステム管理者、一般ユーザー、グラフ閲覧ユーザーを登録できる機能を追加しました。
【テンプレート追加】
- SSL 証明書の有効期限を監視するテンプレートを追加しました。
- プロキシ経由の HTTPS 監視に対応したテンプレート(Response CURL)を追加しました。
- Array Networks 社製の監視項目を追加しました。
- Cisco Systems 社製 DNA Center の監視項目を追加しました。
- Cisco Systems 社製のステータス監視を追加しました。
- SonicWall 社製 SonicWALL の監視項目を追加しました。
- VMware ゲストの電源ステータス監視を追加しました。
- WMI の監視項目を追加しました。
- ファーウェイ社製の監視項目を追加しました。
- フルノシステムズ社製 ACERA の監視項目を追加しました。
【テンプレート変更】
- Storage Use Rate、Traffic Use Rate、CPU Use Rate Process のベースライン、トレンドライン表示がおこなえるように変更しました。
【仕様変更】
- API オプションでリクエスト時に誤った認証キーを利用していた場合、「400 Bad Request」を返すように変更しました。
- AWS カスタム監視の登録方法を見直しました。
- CALC 監視、ポータルウィジェットのグラフ選択で対象の選択方法を見直しました。
- CALC 監視で性能データ演算対象に事前登録していた CALC 監視のグラフを指定すると、カスタムした凡例を表示するように変更しました。
- IPMI、PUSH 監視を除き、監視項目ごとの項目取得数を表示するように変更しました。
- PUSH 監視の複数データソースをカスタマイズして 1 つのグラフで描画するように変更しました。
- SNMP ノードを検索する際、検索に使用した IPv6 アドレスで「Response ICMP / ICMP(PING)のレスポンスタイム」を自動登録するように変更しました。
ノード検索時に SNMP 応答なし / PING 応答ありのノードがあった場合、CMD ノードとして Response ICMP を登録します。その後、SNMP 応答あり / PING 応答ありとなった場合、新たに SNMP ノードおよび Response ICMP を登録します。検索に使用した IPv6 アドレスは省略表記で登録されます。 - SNMP ノード検索時にノード登録判定で除外した MAC アドレスを含めて情報を保管するように変更しました。
- System Answer XC 製品で G3 アラート一括監視画面の「発生回数」、G3 一覧の「監視項目数」でフィルター検索がおこなえるように変更しました。
- System Answer XC 製品で saxc.conf の設定内容から重複行を削除するように変更しました。
- System Answer XC 製品でセットアップスクリプト実行時に、不要なサンプルファイルを置かないように変更しました。
- System Answer XC 製品で過去のログイン履歴を削除するように変更しました。
デフォルトは 30 日以前のログイン履歴を削除します。 - System Answer XC 製品の G3 一覧画面に API ライセンスキー列を表示しないように変更しました。
- System Answer XC 製品のポータルウィジェットで、ライセンス情報に登録ノード数、消費ノード数を表示するように変更しました。
- System Answer XC 製品のメインカラーを RGB#4DC0B5(明るい水色)に変更しました。
- System Answer XC 製品のログイン画面入力時、Microsoft Edge と Google Chrome で画面が揺れないように変更しました。
- System Answer XC 製品の環境設定画面から不要な設定を表示しないように変更しました。
- System Answer XC 製品の個人設定画面からメールアドレス欄を表示しないように変更しました。
- System Answer XC 製品の初期言語設定を日本語表示に変更しました。
- Web シナリオ監視でテストシナリオ実行時のプレビュー画面に標準エラーを出力するように変更しました。
- Web シナリオ監視で登録済みのシナリオを編集(テスト項目、凡例名、状態の有効 / 無効)できるように変更しました。
- Web シナリオ監視で HTTPS を利用したプロキシ経由の監視がおこなえるように変更しました。
- アプライアンス製品で監視設定、装置設定のエクスポートファイルに、監視ホスト設定で登録したホスト名を含めるように変更しました。
- アプライアンス製品のソフトウェアアップデートで終了が分かるメッセージを表示するように変更しました。
次回アップデートよりメッセージを表示できるようになります。 - アプライアンス製品のメールサーバー設定で 2 つのリレーホストをカンマ区切りで指定できるように変更しました。
追加したリレーホストで認証を必要とする場合、ユーザー名、パスワードで設定された情報を利用します。 - アプライアンス製品のメールサーバー設定で認証方法の指定内容を変更しました。
- アプライアンス製品の装置 IP アドレス設定画面で、デフォルトゲートウェイを利用するインターフェースを選択できるように変更しました。
- アラート通知間隔の項目をマウスでドラッグしたまま任意の場所へ移動できるように変更しました。
- インターフェースステータス監視で登録済みインターフェースのグラフ詳細を設定できるように変更しました。
- インターフェースステータス監視のアラートが出力している状態でステータスのチェックを外すと、アラートを強制復旧するように変更しました。
また、しきい値監視のアラートが出力している状態でしきい値内容を削除すると、アラートを強制復旧するように変更しました。 - インターフェース登録時に指定した IfAlias、IfName の内容が一致した場合、監視項目の登録をおこなわないように変更しました。
環境設定 sanode.item.ifalias_ignore、sanode.item.ifname_ignore を変更する必要があります。sanode.item.ifalias_ignore、sanode.item.ifdescr_ignore、sanode.item.ifname_ignore、それぞれに指定した内容がインターフェース登録時に影響します。 - グラフ一覧、ブックマークのグラフ一覧、ランキングのスナップグラフを自動更新で表示するように変更しました。
本機能を有効にすると System Answer G3 の負荷が高くなる可能性もあります。 - グラフ閲覧ユーザーでノード名、グラフタイトル、グラフ詳細の昇順 / 降順並べ替え、フィルター検索がおこなえるように変更しました。
- グラフ詳細に設定した内容をツリー展開、グラフ一覧、グラフ詳細、ランキング、アラート、CALC の演算対象選択、グラフ閲覧ユーザーのグラフ選択、ポータルウィジェットのグラフ / データソース選択、ブックマークに紐づけるグラフ選択、ブックマーク一覧で表示するように変更しました。
- グラフ詳細設定画面で 1 ~ 60 分の監視間隔が設定できるように変更しました。
一部監視項目は 1 ~ 10 分のプルダウンで監視間隔を変更します。 - グラフ表示で縦軸単位を選択できるように変更しました。
- グラフ表示の規定値で 4 年、5 年を選択できるように変更しました。
規定値 4 年、5 年のグラフを表示する場合は環境設定 rrdtool.rows を増加する必要があります。rrdtool.rows を増加することでディスク容量が逼迫することもあるのでご注意ください。 - ステータス監視で監視設定値と監視取得値の内容が異なる場合、監視取得値を赤文字で表示するように変更しました。
- テンプレートグループ設定のステータス列で有効(1)、無効(0)のフィルター検索がおこなえるように変更しました。
- トポロジー画面上でノードアイコンをダブルクリック時の監視ノード情報に、インターフェースの情報を表示するように変更しました。
- トラップハンドル設定画面で任意の文字コード入力欄を削除しました。
- ノードアイコン右クリック時のインターフェース情報の表示内容を変更しました。
- ブックマークグループ登録後にツリービューを更新して表示するように変更しました。
- ポータルウィジェットで表示対象のグラフ、グループ、ノード、データソースが削除されると該当のウィジェット設定も連動して削除するように変更しました。
1 つのウィジェット設定に複数のノード、グループが指定されていた場合、指定されているノードまたはグループがすべて削除されないとウィジェット設定は削除されずに残ります。 - ポータルユーザーをグラフ閲覧ユーザーに名称変更しました。
- ライセンスが登録済みの状態で Xconnect サーバーアドレスを指定すると、登録済みのライセンス情報を削除するように変更しました。
- 環境設定 icmp.enable を有効にした状態で監視ノード CSV 登録をおこなった場合に、SNMP 応答はないが PING 応答がある CMD ノードの名称も設定するように変更しました。
- 環境設定の入力文字制限を 256 文字以内から 2048 文字以内に変更しました。
- 監視ノード詳細設定のノートで URL(ハイパーリンク)を表示できるように変更しました。
- 監視ノード登録を、ノード検索とノード登録の 2 つのページに分けました。
ノード検索ではリクエストタイプ、ノード登録ではホストタイプをプルダウンから選択して登録します。 - 監視設定などで利用する画面のフィルター検索内容、ページ番号、昇順 / 降順を記憶するように変更しました。
環境設定 http.table.keep.filter、http.table.keep.page、http.table.keep.sort を変更する必要があります。
テンプレートカスタマイズ画面で 2 ページ目以降を設定し実行ボタンを押すと、1 ページ目に戻ってしまう既知の不具合にも対応しています。
【機能拡張】
- API オプションでグラフ表示に関わるパラメータを追加しました。
graph_hrule / graph_vrule / graph_area / graph_exponent - API オプションでデータソース単位にカスタムグラフを作成できるパラメータを追加しました。
ds_custom / graph_dsexponent / graph_dsdraw / graph_dscolor - API オプションでブックマーク情報を CSV ファイルで取得できる機能を追加しました。
- アイビーシーが推奨する監視項目をテンプレートグループ(IBC recommended)として追加しました。
- グラフ詳細設定画面で変更したグラフ詳細を保持する機能を追加しました。保持した内容はノード検索で上書きされないようになります。
- トポロジー画面上でノード名 → IP アドレス → ノード名 + IP アドレスへ表示名を切り替えられるラベルボタンを追加しました。
- 監視動作状況、MIB Loader 画面で日時のフィルター機能を追加しました。
【不具合修正】
- CALC 監視の初期登録時に「+」ボタンで 3 つ目以降の対象選択がおこなえなかった不具合を修正しました。
- SNMPv3 認証で登録したノードに対して FDB 情報が取得できなかった不具合を修正しました。
- SNMPv3 認証で登録したノードのプロセス、インターフェースステータス監視が登録できない不具合を修正しました。
- System Answer XC 製品でリンク先 G3 のグループにあるノードを右クリックしても一部情報が表示されなかった不具合を修正しました。
- System Answer XC 製品でリンク先 G3 のランキングにあるスナップグラフが Please Wait で表示できなかった不具合を修正しました。
- System Answer XC 製品の G3 一覧で再登録をおこなうと前回の認証情報が残っていた不具合を修正しました。
- System Answer XC 製品のセットアップスクリプト実行時に pgdg-centos-repo が見つからず失敗する不具合を修正しました。
- System Answer XC 製品のセットアップスクリプト実行時に一部環境変数が適用されていなかった不具合を修正しました。
- VMware 認証詳細設定で削除ボタンの表示 / 非表示が正常に動作しなかった不具合を修正しました。
- Web シナリオ監視登録後の編集画面でプロキシを有効にしても反映されない既知の不具合を修正しました。
- アプライアンス製品で監視設定、装置設定のエクスポートに失敗したファイルが削除されずに残る不具合を修正しました。
- アプライアンス製品で装置設定エクスポート時にスタティックルートを設定する / しないインターフェースが混在するとエクスポートに失敗する不具合を修正しました。
- インターフェースステータス登録時に null または NULL のインターフェース名が含まれるとステータス画面が正しく表示できなかった不具合を修正しました。
- インターフェース名に <> で囲まれた文字列があるとブランク表示になる既知の不具合を修正しました。
- グラフ一覧、ブックマークグラフ表示時に画面サイズやブラウザの拡大 / 縮小によって位置ずれを起こす不具合を修正しました。
- スクリプト監視の「スクリプトパラメータ」にダブルクォーテーションで囲んだパラメータを登録すると、Web 画面で一部パラメータを残し表示できない既知の不具合を修正しました。
- データベースのセットアップスクリプト実行時に pgdg-centos-repo が見つからず失敗する不具合を修正しました。
- テンプレートカスタマイズ画面で VMware ホスト / ゲストのノード情報が表示されない不具合を修正しました。
- ライセンスの有効期限が切れても PUSH 監視のグラフ更新やアラート通知がおこなわれる既知の不具合を修正しました。
- リバースプロキシ環境下でポータルウィジェットが正常に表示できない不具合を修正しました。
- 一般ユーザーの画面表示制限で「ログ」タブをクリックした際に期待するページを表示できなかった不具合を修正しました。
- 仮想アプライアンス製品の Data Area Resize でハードディスクに 1TB を指定(1GB → 1TB)すると拡張処理ができなかった不具合を修正しました。
- 仮想アプライアンス製品の Data Area Resize で拡張後のサイズが小数点を含む数値で返ってきた場合に、意図せず拡張処理へ進む不具合を修正しました。
- 画面表示時に softkey が存在しないエラーが出力されていた不具合を修正しました。
- 監視グループ登録でエラーとなった場合にエラーメッセージが表示できなかった不具合を修正しました。
- 監視動作状況、MIB Loader 画面でカレンダーの日付クリックを繰り返すとトップページに戻る不具合を修正しました。
- 警告灯の通知処理で時間がかかった場合、正常に終了しなかった不具合を修正しました。
- 分散構成でプロキシ経由の Web シナリオ監視に失敗する既知の不具合を修正しました。
- 凡例に「 : 」を含めると CSV Export したデータに何も情報が入っていない既知の不具合を修正しました。
【既知の問題】
- 複数のウィンドウやタブでいずれかの自動更新を有効にするとすべてに適用される
説 明:
複数のウィンドウやタブを開いている状態で、いずれかの画面の自動更新を有効にするとすべての画面で自動更新が動作する。
回避策:
ございません。今後のリリースで修正予定です。
【アップデートに関して】
- 各セットアップスクリプト実行後、System Answer G3 に関わるサービスが自動で停止します。アップデート後は手動でサービスを起動する必要があります。
- 各セットアップスクリプト実行中は処理を中断しないようにしてください。
System Answer G3 本体の予期せぬ電源断、リモート接続中のセッション断などによって処理が中断すると正常にアップデートできないことがあります。 - アップデートによって新しい監視項目が追加登録される可能性があります。
v 03.13-00 以前は環境設定の「sanode.item.priority」で指定された ☆ の数以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。
v 03.14-00 以降は検索詳細設定画面で各ノードに指定されたプライオリティ以上の監視項目が新たに追加された場合に自動登録がおこなわれます。 - v 03.13-00 よりライセンス認証で利用する情報の取得方法が変わります。
この影響によりアップデート前後でライセンス ID が変わり監視を継続できないこともあります。
アップデートをおこなう前にライセンス ID を控えていただき、変化があった場合は速やかにライセンスの再発行申請をおこなってください。
ライセンス ID は管理者ユーザーでログイン後の [設定] – [システム設定] – [ライセンス設定] よりご確認いただけます。
以上